グラン・トリノ鑑賞

レイトショーにて鑑賞。
月一以上のペースで劇場に足を運んでいる。

今日、足を運ぶ切っ掛けは、19:30頃に部屋で
寛いでいて、このまま一日終わるのは勿体無い。
世間はGWなのに!
そう感じたから。


あらすじ

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妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、
自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた。
そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、
アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知り合う。
やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。
by http://www.movix.co.jp/app/title/T0007131.html

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引用

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主人公は、日本車メーカーに勤める実の息子ではなく、
アメ車を組み立てる仕事を「かっこいい」と言ってくれた
少年のため"本気"を見せる。
今の時代、若者が一人で生きるのは簡単ではなく、守り導く存在が必要である。
年寄りが若者のためにすべき事を、本作は体を張って伝えている。
それをほかの誰でもない、クリント・イーストウッドが語ってくれたことが、
何よりも頼もしい。
by http://movie.maeda-y.com/movie/01274.htm

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人種とか
民族、差別的なフレーズがあったりするが、
72年形のグラン・トリノが切っ掛けで物語が回りだす。


実の息子と亡き妻の友人達よりも
居心地が良い感じるようになるなど、
ウォルト自身が誕生日を境に変わっていく。


少年を護り導き、そしてあることに後悔する。
ウォルトが味わった悲しき感触を
一時の衝動からタオが味わってしまわぬように
あることをする。


それは、彼自身の変革でもあり、
アメリカというものの変革を象徴していたのかもしれない。


物語のクライマックスでは、予想される地点へ
収束していくのが、物凄く悲しくなった。


それ以外、方法は無かったのか