無限ループ 読了

無限ループ (講談社文庫)

無限ループ (講談社文庫)

深夜の歌舞伎町。
平凡な会社真の誠二は謎の女子高生から物を買う。
それは、手を置くだけで怒りの度合いに応じて獲物の財産を
奪える恐るべき箱だった。
夜の銀座で金持ちを物色する彼は、
しだいに狂乱の世界と運命の女に翻弄されていく。
誠二が見た「無限ループ」とは?
人間の欲と愛を描いた傑作ミステリー。

怒りを誰かにぶつけることによって、
財産、つまりはお金を奪える。
それはそれで素晴らしいが、
きっとそれは何も生み出さないし、
怒りを解決してくれない。


タイトルの無限ループは、作中にいくつか登場する。
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